本物の英語力とはなにか!いくら勉強しても英語が使えるようにならない理由。

英語勉強法

本物の英語力を手に入れるには、
まず英語力とは何かを明らかにしなければいけないと思います。

英語には4技能「聴く」「読む」「話す」「書く」とありますが、
今回は「聴く」「読む」について考えます。
僕が話す書くについてはまだ手も付けてないため^^;

英語をマスターしたという状況がどういうことかと言えば、
ネイティブとなんら遜色がない状態でしょう。

つまり「本物の英語力」=「ネイティブ並みの英語力」ということです。

ところで、日常の英会話する際の必要な単語数ですが、
頻出単語2,000を知っていれば、90%程度をカバーでき、
頻出単語3,000を知っていれば、97%以上をカバーできるそうです。

僕たち一般の日本人は高校までで何個の単語を勉強してきたでしょうか?
答えは大体3,100個ほどになるそうです。

「日常英会話で使われる単語の97%を知っていた?」

とてもそうは思えませんよね。
実際にニュースやドラマや映画をみてもさっぱりわからないわけですから。

つまり単語力以外の必要なものが欠けているということです。
この状況ではもはやいくら単語を勉強したところで無意味です!

・・無意味は言い過ぎました。ですが、

僕たちの英語に欠けているものを勉強しなければなりません。

本やネットを調べていると
英語力=単語力×文法
と出てきました。
しかしこれは間違っています!

なぜなら僕が単語と文法をしっかり勉強してたはずの大学入学時でも、
満足に聞くことも読むこともできなかったからです。

さらに調べていると読むことはできるけど、
聴くことはできないという人がいることがわかりました。
読むことと聴くことの能力は分けて考えた方が良いようです。

そこで僕が自力で考えた答えはこうです。
本物の英語リーディング力 = 単語力 × 熟語力 × 文法 × WPM
ネイティブ並みのリーディング力が身についたときは
= 100% × 100% × 100% × 100%
= 100,000,000% !!!
(WPMは一分間に何ワードを処理できるかです。
 平均的なネイティブは一分間に300ワード読めるそうです。 )

本物の英語リスニング力 = 
正しい音の認識 × 単語力 × 熟語力 × 文法 × WPM
ネイティブ並みのリスニング力が身についたときは
= 100% × 100% × 100% × 100% × 100%
= 10,000,000,000% !!! 最強です !!!

英語力のやっかいなところは、
日常頻出単語3000語=97%を知っていても、
熟語に関してほとんど知らない、例えば熟語力が0%なら、
文章を読んでいくことはできないので英語力は0%になってしまうのです。

リスニングは特に問題で、正しい音の認識ができてなければ、
ほとんど何も聞き取れない。
つまり英語リスニング力は0%になってしまいます。

また同様にWPMも重要です。
WPMが低いとネイティブスピードで話されたものは理解できません。
英会話ならゆっくり話してもらえばいいですが、
ニュースやドラマ、映画ではゆっくり話してもらうこともできません。
あっという間に置いて行かれるだけです。

こうして考えてみると弱点がわかってくるかと思います。

日常頻出の3000語を覚えているなら、
とっとと違う弱点を補う勉強をしろってことです。
中学高校時代の僕に言ってやりたい・・・
(今は多分1000語も頭に残ってなさそう笑)

ではこの弱点を具体的にはどう埋めていけばいいのか?
伸ばしていけばいいのか?
いま考えていることは

単語 → 多読中に出会った気になる単語をフラッシュカードにする。
熟語 → 同上。
文法 → 重要文法が網羅的にのってる構文書のCDをまる暗記する。
WPM → 多読多聴をしていると自然に伸びる!!
正しい音の認識 → 聴き分けができるようになればいい。
          ミニマルペアを聴き比べる
          テスト形式で訓練する

また実践してその結果を書いていきます。

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