英語の独学はどういうやり方をすれば成果が上がるのか?
勉強法に迷ったときはどうすればいいのか?
いま自分が行っている勉強法で本当にいいのか?
いろいろな疑問が独学中には湧いてきます。
僕が実際に勉強をしていく中で、迷ったり悩んだりして、
考えた方法と進め方をシェアしていきたいと思います。
まず基本的な考えとして、
・多くの人が実際に英語力を身に付けている方法であること。
・理論的に正しい方法であること。
・長期間にわたって継続が可能である方法であること。
こういったことが必要かと思います。
間違った道に進んでしまうと英語を身に付けるのは本当に難しいので、
最初に言語を習得するということがどういうことなのかを調べました。
近年、第二言語習得論という学問が大きく進歩しています。
僕たちだったら第一言語は日本語で、
第二言語つまりここでは英語をどうやったら効率的に高い確率で習得できるのか?
といった学問ですね。
絶対に覚えておくべきことは2つです。
・まずなにより大量のインプットが必要であること。
・多少のアウトプットも必要であること。
インプットは例えば以前の記事で紹介した多読だと、
300万語読んでようやくどんな本でも、
読みこなしていく力がつくといった具合です。
アウトプットは、特にスピーキングですが、
話す能力は実際に話さなければ中々上げることはできません。
多読は大量のインプットにまさしく合致していますし、
学習者用の簡単な本から読んでいけばいいということで、
僕にっては継続するのも簡単です。
読書があまり好きでない人や、いまさら絵本は・・・
と言った人はまた別の自分に合った方法があると思います。
実際に学習した内容
2019年9月は主に多読で勉強していて、
9月17日~9月30日までで、総冊数116冊、総語数は9,961語です。
冊数だけはたくさん読んでいますが、語数は多くありません笑
主にOxford reading tree オックスフォードリーディングツリーを読んでます。
イギリスの小学校の80%で使われている教科書です。
だいたいは読みやすさレベル0.1~0.5のものですね。
3人の子供たちBiffとChip、Kipperとそのお父さん、お母さんを中心にした
ほっこりした話です。
内容自体は1冊で完結していますが、
登場人物は同じでストーリーが展開していくのでわかりやすいです。
また話の最後にくすっと笑えるオチが来るのも良いです。
Oxford reading tree オックスフォードリーディングツリーは、
最初は簡単な英単語のみで、絵を見れば意味がわかるように作られていて、
しかも一度出てきた単語やフレーズが、すぐ後ろの話で出てきたりします。
何回も同じ単語やフレーズに当たることで覚えやすく作られているようです。
流石、英語の学習用絵本の世界で推薦されまくっているだけあります。
絵本を読み始めて一番変わったのは、
英語に対して構える気持ちがほとんどなくなったことです。
英語は教科書で習ったようなビジネス用で堅苦しいいとう言うイメージから、
絵本の生き生きとした登場人物たちから、
もっと自由でのびのびしたイメージだっていうことを教わりました。
そして英語の本を読むときに日本語が不要だってことがわかります。
これって英語脳のごくごく初期段階じゃないですか?
英語で読んでそのままを理解する。
この感覚がわかってきます!もしかしたら絵本脳かもしれないですが笑。
英語を英語としてそのまま理解できる本を多く読んで、
徐々にレベルを上げていくとどうなっていくのか!
すごくわくわくしてきました。
赤ちゃんが自然に言葉を学んでいるときは右脳が活性化しているそうです。
絵本でイメージをふくらませながら、
できるだけ状況を似せることで英語の習得が早くなるかもしれませんね笑
それにしても絵本なのに割と知らない単語が出てきます。
絵で意味はわかるんですけど。
これがネイティブの子供たちが知ってる生の英語ということでしょうか。
例えば「pillow」「dinosaur」「groom」「weathervane」「wobbly」「gymnastics」「harness」。
でも不思議とその絵本の場面の絵を見れば単語の意味がわかります。
あやふやだったイディオムも例えば「look after」や「put on」も
ネイティブが日常のどういう場面でどういう風に使うか
までいまならなんとなくわかります。
さらに凄いことがあります!
例えば単語帳で単語やイディオムを覚えても、
翌日の朝の時点でもう記憶があやしく1週間後にはお手上げ。
こういうことがよくあると思いますが、
絵本では特に覚えようという努力をしなくて
パッとこういう単語を使うんだと思ってるだけで、
後でその場面の絵を頭に思い浮かべると、だいたいは思い出せるんです。
CDもあるのでリスニングの練習もできます。
それも多読の方法と同じように簡単なところから!
英語のニュースを見る→難しすぎる!
英語の映画を見る→難しすぎる!
英語のアニメを見る→難しい・・・。
でも絵本のCDがあります。
わからないところから徐々にレベルを上げていけます。
オックスフォードリーディングツリー Oxford Reading Tree は、
順に読んでいくことで、
ネイティブの子供が自然とレベルを上げれるように作られています。
なので迷わずに次々と読んでいけるところも良いです。
いちいちネットで読みやすさレベルを調べるのは、
それだけで時間を使ってしますので。
多読・多聴のはじまりに凄く向いている教材です。
という訳で絵本からスタートすることはメリットが一杯ですね。
また他の方のブログを読んでいると、
英語をそれなりに学んだ後で絵本に戻ってきて、
最初から絵本をやっていれば良かったと時々みます。
やり直しの英語で最初から絵本を読んでいる僕は幸せかもしれない。
ひとつだけ問題が・・・
図書館で本を借りてきているのですが、
本を毎回借りてくるのは大変。
短い話の内はばんばん本を読んでかないといけないわけですが、
市の図書館は、だいたい6時で終わりなので、、、
もう少し簡単に大量に読める方法を見つけないといけないようです。
普通の小説を読めるようなれば週一で借りに行っても十分だと思うのですが。
ちなみに今回読んだ中で一番印象に残っているのは「 in a bit」という話です。
お母さんが手伝いに来てと言っても、
子ども達はテレビを見ながら「in a bit」。
お父さんが手伝いに来てと言っても、
子ども達はテレビを見ながら「in a bit」。
お母さんとお父さんがとった行動とは?
イギリスの子供も日本の子供も、同じようなことをしてるんだなと思いました。
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